予防歯科で虫歯や歯周病のない
健康なお口を維持しましょう

「虫歯や歯周病になって歯を失いたくない」という考えの方は多い印象です。
患者様のなかには、虫歯や歯周病で歯を失って後悔している方も少なくありません。
しかし、多くの方が自覚症状がでてから慌ててご来院し、治療を受けるという流れになります。
歯を削ったり、抜いてしまったりすると、二度ともとには戻りません。
自分の歯を生涯使い続けるには、若いころからの予防が大切です。
こちらのページでは、予防歯科の大切さについて分かりやすくご紹介します。
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目次
こんなお悩みはありませんか?
- 虫歯や歯周病になりたくない
- 虫歯や歯周病で歯を失いたくない
- 虫歯や歯周病になって後悔している
- 予防歯科でどんなことをするのか知りたい
- 痛みのない予防治療を受けたい
- 予防をするメリットとデメリットが知りたい
予防歯科について
予防歯科とは
予防歯科とは、虫歯や歯周病などのお口トラブルがおこらない状態を保つための取り組みを指します。
歯を使い続ける以上、予防歯科は必要不可欠であり、どれだけ意識しておこなったかによって歯の寿命は大きく異なるものです。
現在、80歳の日本人の残存平均数は7〜8本といわれており、多くの方が虫歯や歯周病、歯並びが原因で歯を失っています。
生活の質を低下させないためにも、トラブルが起こる前の予防を意識しましょう。
ブラッシング
虫歯や歯周病予防には、毎日のブラッシングが欠かせません。
毎日おこなうものだからこそ、質の高さが重要です。
同じ部位に磨き残しがある場合は、磨き癖がついている可能性があるため、歯科医院でのブラッシング指導をおすすめします。
ぜひ普段お使いの歯ブラシをお持ちください。
正しい磨き方を根気よく毎日続けることで、虫歯や歯周病予防に役立ち、歯の長持ちにつながります。
PMTC(プロフェッショナルメカニカルトゥースクリーニング)
PMTCとは、歯科医院でおこなうプロによる機械的清掃のことをいいます。
歯を削らずに汚れを落とす方法で、気持ちがいいと患者様に人気です。
主に以下の効果が期待できます。
●虫歯の予防
歯の表面には、バイオフィルムとよばれる細菌が集まってできた透明のうすい膜が存在します。
歯の表面に汚れがつきやすくなるため除去しなくてはいけません。
PMTCでは、歯ブラシでは落とせない歯垢やバイオフィルムを徹底的に除去し、虫歯の予防につなげていきます。
●審美性の強化
歯の表面の着色汚れをすみずみまで除去できるため、審美性が高くなり、定期的に受けることで美しい状態を長く維持できます。
●歯周病の改善・予防
歯周ポケット内の歯石を除去して、歯周病の改善や予防につなげます。
予防歯科の重要性
30代の約8割が歯周病
歯を失う原因の1位は歯周病です。
理由は、ほぼ痛みをともなわないまま進行する病気であるからです。
歯を支える骨が溶かされても強い痛みを感じず、違和感程度で済んでしまいます。
歯のグラつきがおこって歯周病を疑いはじめても、実際はすでにある程度進行しており、失った骨を増やすのは簡単ではありません。
抜歯のリスクを下げるには、歯周病の発症を防ぐ必要があります。
予防歯科を受診するメリット・デメリット
メリット
●お口だけでなく全身の健康を守ることができる
虫歯や歯周病などはお口のなかだけの問題と思われがちですが、悪化すれば全身にも悪影響を及ぼします。
とくに歯周病は、脳卒中や心疾患、糖尿病や早産・低体重児出産などさまざまなトラブルを引き起こすリスクが高いことがわかっています。
お口のなかの予防は、その方の寿命を伸ばすといっても過言ではありません。
●少ない治療費で治すことができる
早期発見・早期治療ができていれば1回の通院で済むトラブルでも、悪化すれば半年以上かかる場合もあるため、気をつけなくてはいけません。
治療費を安くおさえたい方は、異変があってもすぐに気づくことができる定期検診がおすすめです。
デメリット
●定期的に通院が必要
クリーニングをふくむ定期検診は、お口の状態にあわせて1〜3ヶ月に1回通っていただきます。
2年に1回はお口全体のレントゲン写真を撮影し、歯をささえる歯槽骨(しそうこつ)や顎関節の確認が必要です。
予定の変更は数週間前までにご連絡いただければ、基本的に問題はありません。
●絶対にトラブルが起こらないわけではない
定期検診を受けても、普段のお手入れがうまくできていなければ、虫歯や歯周病が発症することはあります。
歯の質や、食生活にも関係してくるため、定期検診を受けたからといって絶対にトラブルが起こらないわけではないことをご理解ください。
予防歯科で効果的な症状
虫歯
虫歯とは、磨き残しにふくまれる糖を栄養とする菌(ミュータンス菌)が、酸をだして歯を溶かす病気です。
初期虫歯であればフッ素塗布やブラッシング指導のみで自然治癒が期待できますが、進行すれば歯を削って人工物を詰めたり、被せたりしなければいけません。
悪化すればそれだけ、治療期間も長くなります。
●痛くなってから治療をするリスク
痛みを感じた後の治療は、ほぼ確実に歯の神経を抜かなければいけないため、おすすめできません。
歯は神経を失うと栄養が届かなくなり、色が黒っぽく変色し、さらに脆くなります。
トラブルが起こりやすいため、注意が必要です。
歯周病
歯周病は、歯の周りの組織が菌(アクチノバチルス・アクチノマイセテムコミタンスなど)によって感染する病気です。
虫歯とちがって、悪化しても強い痛みを発することがないため、久しぶりに検査を受けてショックを受ける方も少なくありません。
●歯がグラつくのは悪化した状態
歯がグラつく症状がでたときには、歯ぐきだけでなく、歯をささえる歯槽骨にも感染が広がっている状態です。
放置すれば歯槽骨が徐々になくなり、いずれ歯が抜け落ちてしまうため、気をつけなくてはいけません。
大切な歯を失わないためにも、定期的に状態を調べて、原因となる歯垢や歯石を徹底的に除去することが大切です。
顎関節症
顎関節症は、あごの関節に異常がおきて、お口が開きづらくなっている状態を指します。
タイプが4つ存在し、筋肉の疲労、顎関節周辺の組織の損傷、クッションの役目をはたしている関節円板のズレ、骨の変形というように原因はさまざまです。
予防歯科では、噛み合わせチェックをはじめ、定期的にあご全体のレントゲン写真で顎関節の状態を確認し、顎関節症を引き起こしやすい歯ぎしりに役立つナイトガード(専用のマウスピース)作製もおこなっております。
●顎関節症は発症すると治りにくい
顎関節症の発症率は女性に多く、一度発症するとなかなか治りにくい病気です。
お口が開けづらくなるため、食事はもちろんお手入れも以前より難しくなります。
当院の予防歯科における治療ポリシー
当院では、患者様にご自身の歯で生涯食事を楽しんでもらうべく、予防治療にも力を入れております。
年を取ると入れ歯をいれたり、歯周病になるのは仕方ないと思われがちですが、実際はそうではありません。
予防をすればどちらも防ぐことができます。
どんなに質の高い治療であっても、天然歯に勝るものはありません。
ぜひ今ある歯を失わないよう予防を重視した予防歯科をご利用ください。
●患者様のお口にあった予防法を実践しています
歯並びにあわせた磨き方をはじめ、フロスや歯間ブラシといった補助用具の適切なタイプやサイズ選びから、歯石を除去する方法まで、患者様に適した方法を選び、虫歯や歯周病などお口トラブルの防止につなげます。
当院の予防歯科の治療の流れ
歯を失わないために大切なことは、自覚症状がでる前に治療をすることです。
早ければそれだけ短時間で治療をおえることができ、見栄えも良く、確実性の高い治療ができる傾向にあります。
しかし、それ以上に必要なことは、虫歯や歯周病を発生させない環境作りです。
当院では以下の流れで予防(クリーニング)をおこなっております。
ヒアリング
患者様の普段のお口の状態を把握するために、ヒアリングをおこないます。
歯ぐきからの出血や知覚過敏の有無など、気になることがあれば遠慮なくお伝えください。
「治療が長引くかもしれないから言わない」とあえてトラブルを隠そうとする方もいますが、悪化の原因となるためおすすめできません。
最善をつくすためにも、ご協力をお願いいたします。
口腔内をチェック
お口のなかを直接みて、虫歯や歯周病の有無、噛み合わせなどを確認します。
かりに問題がみられても、ご相談もなしに治療をはじめることはありませんので、ご安心ください。
どのような状態なのかを記録し、適切な予防方法を考えます。
レントゲン検査(必要な場合のみ)
初診の場合は、お口全体と顎関節の状態を確認できるパノラマ写真を撮らせていただきます。
次回撮影するのは、大きなトラブルがなければ1〜2年後になるため、ご協力ください。
レントゲン検査では、表からでは分からない歯の内部や歯槽骨の状態、顎関節の異常の有無を確認することが可能です。
虫歯の疑いがある場合は、部分的なデンタル写真を撮らせていただく場合もあります。
スケーリング
スケーリングとは、機械や器具を使っておこなう歯石取りのことです。
歯石は、歯垢が2日同じ部位に放置されることででき、虫歯や歯周病を予防するには除去する必要があります。
基本的には機械を使用しますが、パワーが強いため知覚過敏の症状がでる可能性があります。パワーを下げたり、手用の器具に変えたりなど柔軟に対応いたしますので、遠慮なくお申し付けください。
ブラッシング指導・フッ素塗布(必要な場合のみ)
歯石の付き具合によっては、スケーリング後にブラッシング指導をおこなうことがあります。毛先の当て方を工夫するだけで歯石はつきにくくなるため、予防に効果的です。
歯ブラシだけではなく、フロスや歯間ブラシなど補助用具の使い方についても分かりやすくお伝えしていますので、お気軽にご相談ください。
最後にフッ素塗布をして終了です。
予防歯科の注意点・リスクについて
歯石除去後に知覚過敏がおこることがある
歯石が多く付着していると、それを除去したときやクリーニング後に知覚過敏の症状がでることがあります。
基本的に一過性のものであるため、心配はいりません。
知覚過敏が起こる理由は、歯石で隠れていた歯の根っこの部分が、外気にふれたことが原因です。
しかし、知覚過敏がおこるという理由で放置していては、虫歯や歯周病を防ぐことはできません。
歯石をできるだけ増やさないためにも、毎日のお手入れを丁寧におこない、定期的なクリーニングを欠かさないようにしましょう。
セルフでできる予防歯科
お口の状態にあった歯ブラシで磨く
お口のサイズや歯周病の有無など、状態によって適切な歯ブラシは異なります。
歯ブラシのヘッドの大きさは、小回りが利きやすいコンパクトタイプを、毛先のタイプは歯ぐきの腫れがある場合や歯周病と診断されている方は、歯周ポケット内の汚れを掻きだしやすいテーパー毛(極細タイプ)がおすすめです。
歯周病ではない方は、汚れが落としやすいラウンド毛をお選びになり、歯に垂直にあてて磨いてください。
フロスや歯間ブラシを使用する
歯ブラシだけのお手入れでは、全体の6割しか汚れを除去することができません。
予防効果を高めるためには、歯ブラシの毛先が届かない場所を清掃するフロスや歯間ブラシの使用が必須です。
フロスは、歯の側面の汚れを除去する目的があり、のこぎりを引くようにゆっくり通します。
力をかけて真下に通すと、勢いで歯ぐきを傷つけてしまう可能性があるため、ご注意ください。
歯間ブラシは、歯の根元のすき間にたまった汚れを除去する目的があります。適切なサイズが分からない方は、歯科医院へ一度ご相談ください。
よくあるご質問
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予防歯科はどこの歯科医院で受けても同じですか?
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検査やクリーニングなどは施術者の経験や技量によっても、痛みや仕上がりが異なります。
間違った記録は今後の治療にも影響するため、経験豊富なスタッフがいる歯科医院を選ぶようにしましょう。
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フッ素塗布は大人でも受けられますか?
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フッ素塗布はお子様にする予防処置というイメージがありますが、それはあくまで乳歯が永久歯にくらべて質がやわらかく、虫歯になりやすいからです。
ご希望があれば処置をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
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PMTCは痛いですか?
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歯石除去の場合は、歯ぐきの腫れが強いと痛みを感じやすい傾向にありますが、着色除去のために歯の表面を磨く場合は、痛みは感じません。
気持ちいいというご感想をいただくことがほとんどです。
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歯間ブラシが通らない場合はどうしたらいいですか?
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歯間ブラシが通らない場合は、無理に通す必要はありません。
フロスを根元までしっかり通して、汚れを除去してください。
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予防は何歳までするべきですか?
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歯がある以上虫歯や歯周病になるリスクはあるため、何歳になっても歯があれば予防は続けるべきです。
かりに歯がなくなっても、入れ歯などをした場合はメンテナンスが必要になるため、早めに信頼できるかかりつけの歯科医院をみつけておくことが大切です。
著者 Writer
- 谷本 隆(タニモト タカシ)
- ■資格:歯科医師
■生年月日:1966年12月31日
■血液型:B型
■出身:神奈川県
■趣味:登山、ランニング、ロードバイク、モーターバイク、温泉めぐり、食べ歩き、他
■得意な診療:審美、歯周病、インプラント
■ご来院されるお客さまへ一言:健康で楽しい人生のお手伝いを、お口の健康からサポートします!
診療案内
MEDICAL
一般歯科
一般歯科では、虫歯・歯周病治療、入れ歯の作製・調整などおこないます。
一般に良くあるお口の病気ということでそのほとんどは健康保険でおこなえます。
歯周病治療
歯を失う原因として一番多いのが歯周病です。
気づかないうちに進行し、さまざまな口腔内の不具合を招きます。
また近年、歯周病と全身疾患との関係が明らかにされ、糖尿病・心疾患・早産などのリスクを高めるとされています。
小児歯科
お子様の成長発育に合わせたむし歯予防や歯周病(歯ぐきの炎症)予防、むし歯の治療、そして歯並びやかみ合わせの治療を通して、健全な永久歯列咬合を育成してまいります。
予防歯科
予防歯科とは、虫歯や歯周病になってから行う治療ではなく、発生を防ぐ予防的処置のことです。
既に虫歯や歯周病が治療が終わった患者様では、 再発を防ぐためのメンテナンスを行います。
矯正歯科
当院では専門医のおこなうお口全体の矯正治療ではなく、費用を抑えた部分矯正を中心におこなっております。
全額的な矯正が必要な場合は、実績のある専門医とチームを組んで患者様のご要望に添った治療をおこないます。
審美歯科
歯の色、歯の形、銀歯、変色といったことにお悩みの方多いのではないでしょうか。
そういった患者さんの悩みを解決したり、美しい歯や口元をつくるのが審美歯科の役割です。
インプラント
インプラント治療は、外科と入れ歯の両方の高度な能力が必要とされる治療です。
当院長は、25年以上にわたるインプラントやそれに関わる義歯・外科・歯周病治療などの経験をインプラント治療に活かしています。
ホワイトニング
当院では、「大切なイベントの前に歯を白くしたい」「笑顔にコンプレックスがある」「コーヒーやタバコによる歯の着色が気になる」といった方に比較的費用を抑えた処置(ホワイトニング)をご提案します。
口腔外科
専門医でないとおこなえないリスクの高い処置を除き、当院の口腔外科で対応できることが多いです。
歯周病の手術や小帯異常などは日常的におこなっていますので、お気軽にご相談ください。
セカンド
オピニオン
「かかりつけの先生とは違った意見を求めたい」「治療が上手くいっているのか第三者に診てもらいたい」といったお考えをもたれている方は多いと思います。
当院ではセカンドオピニオンにも対応しています。
お気軽にご相談ください。
当院のご紹介
ABOUT US
谷本歯科医院
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〒227-0055
神奈川県横浜市青葉区つつじヶ丘7-5
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