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小児歯科

小児歯科では歯科治療や予防の
トレーニングを行います

「小児歯科と一般歯科って何がちがうの?」と疑問に感じたことはありませんか?
小児歯科では、乳歯の治療のほかに、将来一般歯科でもスムーズに治療や予防ができるようにトレーニングをおこないます。
お口を健康に保つための基礎づくりをする科目といってもいいでしょう。
このページでは、小児歯科でおこなう治療・処置内容や、取り組み方、注意点などを分かりやすくご説明します。

目次

こんなお悩みはありませんか?

  • 子供の虫歯を予防したい
  • 子供の虫歯をどこで治せばいいか分からない
  • 歯科治療が苦手な子供になってほしくない
  • 子供の歯磨き嫌いをどうにかしたい
  • 乳歯の虫歯を治すメリットが知りたい
  • 小児歯科の特徴が知りたい

子どもの歯について

乳歯とは

乳歯とは、永久歯に生え変わる前の子供の歯です。
基本的にすべて揃うと20本ですが、なかには数が前後する方もいます。
永久歯にくらべて一回り小さく、歯と歯の間にすき間ができることがありますが、生え変わった後にきれいに並ぶ可能性が高いので、ご安心ください。

●歯の質が永久歯よりも柔らかくて薄い

歯質が柔らかくて、そのうえ組織が薄いため、虫歯になると進行がはやく、痛みを感じるまでの間隔も短い傾向にあります。
虫歯になる前の予防が必要不可欠です。

●乳歯の虫歯が悪化すると永久歯に影響する

乳歯で重度の虫歯になると、その下にある永久歯がうまく成長できなくなり、歯質が脆くなったり、生えたときから着色がみられたりすることがあります。
先天的な着色は、ホワイトニングで白くすることができないため、歯を削って被せ物をおこなうなど治療が必要になります。

乳歯の特徴

●永久歯を誘導する役割がある

乳歯は、永久歯が正しい位置に生えるための道標となります。
虫歯などのお口トラブルで生え変わりの時期よりも早く抜けてしまうと、周囲の乳歯が倒れてきて、永久歯が正しい位置から生えてこない可能性があるため、気をつけなくてはいけません。
また、生え変わりの時期にうまく抜けない場合も、永久歯の動きとズレが生じて乳歯の真横から生えてくることがあります。
抜ける歯には順番がありますが、かならずしもピッタリのタイミングで抜けるとは限りません。
骨のなかで永久歯がどの位置まで生えてきているのかを知るには、歯科医院でのレントゲン検査を受ける必要があります。

●虫歯になりやすい

乳歯は永久歯よりも歯質が柔らかいため歯の表面が溶かされやすく、さらに組織が薄いことから、進行後は痛みを感じやすい傾向にあります。
しかし、お子様のなかには歯科医院に行くのが怖くて、痛みを隠そうとする子も少なくありません。
また、うまく表現できなくて、保護者の方に伝わらないこともあります。
手遅れにならないようにするためにも、定期検診の習慣をつけて早期発見・早期治療を心がけましょう。

小児歯科について

小児歯科とは

小児歯科とは、歯が生え始めたころから16歳前後までを対象とした診療科目です。
歯科治療の経験がないケースも多く、歯科医院に慣れてもらうことからスタートすることになります。
虫歯があれば治療はおこないますが、年齢的に治療が難しい場合も少なくありません。
まずは、予防を中心に歯科治療をはじめるためのトレーニングもおこなっていきます。
乳歯は永久歯とは歯の質がちがうため、保護者の方にはまずはそれを理解していただくことが必要です。
お子様のお口の状態にあわせて、正しい仕上げ磨きのやり方や、必要であれば食生活についてのアドバイスもさせていただきます。

小児歯科を受診するメリット・デメリット

●メリット

・習慣づけができる

歯がある以上、歯科医院での予防は必要です。
定期的な通院を習慣づけることができれば、虫歯や歯周病で歯を失うリスクを大幅に下げられます。

・お子様の歯科に対する意識が変わる

「どうして虫歯ができるとよくないのか」を正しく理解できなければ、習慣づけすることも難しくなります。
小児歯科では、虫歯ができるデメリットも分かりやすくお伝えし、予防の大切さを理解していただくための工夫も欠かしません。
今だけでなく、将来にも役立つケアトレーニングもあわせておこなうのが小児歯科の特徴です。

●デメリット

・通院が必要

1度予防したからといって一生虫歯や歯周病にならないわけではありません。
お口のなかの環境は少しずつ変わっていきますので、定期的にチェックする必要があります。
小児歯科の場合、お子様のモチベーションの維持も非常に重要です。

治療ポリシー

当院では、歯や歯ぐきだけでなく、あごの成長具合についてもくわしく調べ、お子様に最適な治療をご提供しています。
歯科治療に対して不安を感じるお子様は少なくありません。
しかし、どんなに小さなことでもクリアしたら褒めるという取り組みをおこなっているため、自然と自信がつき、気づけばうまくできるようになっているケースがほとんどです。
生涯自分の歯で過ごせる土台作りのお手伝いをさせていただきます。

●保護者の方との連携

お子様のお口のなかを健康に保つためには、ご本人の努力だけでなく、保護者の方にお口の健康の大切さについて理解していただくことが必要です。
当院では保護者の方に向けて、正しい仕上げ磨きのやり方食生活のアドバイスをさせていただいております。

●できるだけ痛くない治療を

痛みは記憶に残りやすく、幼いころの経験が原因で大人になっても歯科治療が苦手という方は少なくありません。
当院では、治療はもちろん、麻酔をおこなう際にも最小限の痛みとなるように工夫をおこなっております。
負担の少ない、寄り添った治療をご希望の方は、ぜひ一度当院までご相談ください。

治療内容

クリーニング

お子様の年齢にあわせた方法でクリーニングをおこないます。
機械を使用しても問題ない場合は、一般歯科と同じ方法で歯石を除去し、機械を使うのが難しいようであれば、歯ブラシを使って汚れを除去します。
年齢によっては歯石がついているところだけに機械を当てて、それ以外の部位は別の方法で清掃することも珍しくありません。
機械が使えない場合は手用の器具で歯石を除去しますが、動いてしまうと危ないため、保護者の方にご協力いただく場合もあります。

虫歯治療

は永久歯とちがって歯質が柔らかいため、虫歯の進行が早い傾向にあります。
仕上げ磨きが不十分であったり、間食が多かったりすると虫歯になりやすく、虫歯の進行がみられた際は、治療をおこなわなくてはいけません。
重症化するとその後生えてくる永久歯にも悪影響をおよぼすため、注意が必要です。
場合によっては、生え変わりの時期よりも早く、抜歯をしなくてはいけません。

フッ素塗布

フッ素は、歯の再石灰化(自然修復)を促し、虫歯になりにくい強い歯にすることができます。
1回で効果がでるわけでなく、繰り返しおこなうことで徐々に効果がでてくるため、定期的な処置がおすすめです。
虫歯の進行が早い乳歯の予防処置として、多くの歯科医院で実践されています。

●進行している歯は再石灰化は難しい

すでに歯の表面に穴が開いている状態では、再石灰化は期待できません。
大人の治療と同じように歯を削って詰め物をする必要があります。

シーラント

シーラントは、歯の噛み合わせ面にある溝に専用の薬を流し込み、固めて溝をなくす予防処置です。
フッ素塗布とは違い、お口のなかに脱脂綿を入れたり、唾液を吸ったりする必要があるため、ある程度歯科医院に慣れていないと難しい処置となります。

●乳歯の奥歯や第一大臼歯が対象

主に乳歯の奥歯や、6歳ごろに生えてくる一番奥の永久歯に、シーラントをおこないます。
溝の部分はほかの部位にくらべてエナメル質とその内側にある象牙質(ぞうげしつ)の距離が短く、虫歯になると痛みを感じるスピードが速いため、気をつけなくてはいけません。

指導(歯磨き・食事)

小児歯科では、仕上げ磨きをふくむ歯磨きのやり方をわかりやすくお伝えし、間食のとり方についてのアドバイスもさせていただいております。
乳歯用の歯ブラシは毛先が硬く作られているため、大人の方がいつも通りの力で磨いては、歯や歯ぐきを傷つける可能性があり、それが歯磨き嫌いへと発展するケースも少なくありません。
歯磨き嫌いになってしまうと、予防が期待できなくなるため、注意が必要です。
間食のとり方については、回数を減らし、お口のなかに停滞しないもの(ジュースやアイスクリームなど)を時間を決めて摂取することをおすすめします。

治療の流れ

1

カウンセリング・検査

問診票にご記入いただいたデータをもとに、カウンセリングをおこないます。 その後、お口のなかを直接確認して、歯や歯ぐきをチェックし、必要があればレントゲン検査をおこないます。

2

検査結果をお伝えします

検査結果を分かりやすくお伝えします。
問題がみられた場合は、最適な方法をご提案し、同意をいただけましたら治療の練習から入っていきます。
問題がみられない場合は、予防処置をおこないますが、こちらも突然おこなうわけではありません。練習をはさんで無理のない範囲でおこなっていきます。

3

治療の練習

水を吸い取る機械や、器具で歯を触る感覚に慣れていただくために、説明をしながら練習をおこないます。

4

治療本番

練習で本番をおこなっても問題ないと判断したら、いよいよ治療に入ります。
治療中は声かけを大切にし、できるだけスムーズに終えるよう工夫をします。

5

予防処置

メインの治療を終えたら、その後にフッ素塗布などの予防処置をおこないます。
痛みは一切ありませんので、ご安心ください。

6

メンテナンス

再び問題がおこらないようにするには、定期的なチェックと予防が欠かせません。
1〜3ヶ月の間隔で定期検診におこしください。

小児歯科の注意点・リスク

審美性を下げないための工夫が必要

●同じ体勢でいられない場合は治療が難しい

虫歯治療では、鋭い器具や機械を使用するため、身体がすぐに動いてしまう場合は、治療が難しくなります。
もう少し歯科医院の雰囲気や、お口のなかを触られる感覚に慣れてもらうために、治療を延期することもありますのでその点はご了承ください。

●お口のなかが健康であっても抜歯時はほぼ麻酔が必要

生え変わりの時期になると乳歯の抜歯が必要になります。
自然に抜けるケースもありますが、永久歯が生えかけているのに乳歯が抜けそうにないときは、麻酔をして抜かなくてはいけません。

子どもの歯のメンテナンス方法

①0~1歳

乳歯が生える前の状態では、虫歯菌がお口のなかに定着することはありません。
歯が生えると同時に虫歯のリスクは発生します。
歯が生えたときにスムーズに歯磨きができるよう、清潔なガーゼを指に巻いて、優しく歯ぐきをなでる習慣づけをおすすめします。

②2~6歳

ご本人に歯磨きをしてもらった後は、仕上げ磨きが必要になります。
間違った仕上げ磨きでは、歯磨き嫌いになる可能性が高まるため、注意しなくてはいけません。
最低限の力で、唇の裏側にある小帯を指で保護しながら磨くようにしましょう。
おやつは時間を決めて摂るようにし、定期検診で指導を受けたり、フッ素塗布を受けることが有効です。

③小学生

生え変わりの時期です。
永久歯がはえてくるため、乳歯のグラつきがおこり、食事や歯磨きがしづらくなります。
食べ物は噛みちぎらなくてもいいように一口サイズで用意し、歯磨きは一本一本丁寧に磨くようにしましょう。

親子間での菌の移動は、残念ながら防ぐことは難しく、コミュニケーション不足になるため、過度に警戒するのはおすすめしません。
菌を移さないことを意識するのではなく、菌が悪さをしないよう予防する習慣をつけることが大切です。
事前に保護者の方のお口のなかを清潔な状態にしておくことも、立派な予防につながります。
また食生活も重要で、歯が生える前からカルシウムタンパク質ビタミンA・C・Dなどをバランスよく摂ることで、歯質の強い乳歯にすることが可能です。

よくあるご質問

唇や舌の癖は将来の歯並びに影響しますか?

出っ歯や受け口、すきっ歯などの原因になることが分かっています。
癖を改善するには、小児矯正が有効です。

泣く可能性が高いのですが、行っても大丈夫でしょうか?

問題ありません。
様子をみて治療や処置ができるかを判断させていただきます。
無理にすすめることはいたしませんので、ご安心ください。

歯磨き粉は使わない方がいいですか?

どちらでも構いませんが、使用する場合はフッ素入りのものをお選びください。
つけすぎると頻繁にうがいをしなければいけなくなるため、少量で結構です。

仕上げ磨きを嫌がります。
力づくでもやるべきですか?

仕上げ磨きを嫌がるのは痛みが原因となっているケースが多く、力づくでやると余計に拒むようになる場合があります。
仕上げ磨きのやり方に問題がなければ、多少力づくですることも必要ですが、あくまで最終手段として捉えてください。
一度当院までご相談いただければと思います。

子供の口臭が気になります。
歯周病でしょうか?

成長期に口臭が強まることがあり、かならずしも歯周病とは限りません。
お口の状態を確認する必要があるため、一度ご来院をお願いします。

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著者 Writer

著者画像
谷本 隆(タニモト タカシ)
■資格:歯科医師
■生年月日:1966年12月31日
■血液型:B型
■出身:神奈川県
■趣味:登山、ランニング、ロードバイク、モーターバイク、温泉めぐり、食べ歩き、他
■得意な診療:審美、歯周病、インプラント
■ご来院されるお客さまへ一言:健康で楽しい人生のお手伝いを、お口の健康からサポートします!

MEDICAL

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一般歯科

一般歯科では、虫歯・歯周病治療、入れ歯の作製・調整などおこないます。
一般に良くあるお口の病気ということでそのほとんどは健康保険でおこなえます。

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歯周病治療

歯を失う原因として一番多いのが歯周病です。
気づかないうちに進行し、さまざまな口腔内の不具合を招きます。
また近年、歯周病と全身疾患との関係が明らかにされ、糖尿病・心疾患・早産などのリスクを高めるとされています。

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小児歯科

お子様の成長発育に合わせたむし歯予防や歯周病(歯ぐきの炎症)予防、むし歯の治療、そして歯並びやかみ合わせの治療を通して、健全な永久歯列咬合を育成してまいります。

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予防歯科

予防歯科とは、虫歯や歯周病になってから行う治療ではなく、発生を防ぐ予防的処置のことです。
既に虫歯や歯周病が治療が終わった患者様では、 再発を防ぐためのメンテナンスを行います。

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矯正歯科

当院では専門医のおこなうお口全体の矯正治療ではなく、費用を抑えた部分矯正を中心におこなっております。
全額的な矯正が必要な場合は、実績のある専門医とチームを組んで患者様のご要望に添った治療をおこないます。

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審美歯科

歯の色、歯の形、銀歯、変色といったことにお悩みの方多いのではないでしょうか。
そういった患者さんの悩みを解決したり、美しい歯や口元をつくるのが審美歯科の役割です。

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インプラント治療は、外科と入れ歯の両方の高度な能力が必要とされる治療です。
当院長は、25年以上にわたるインプラントやそれに関わる義歯・外科・歯周病治療などの経験をインプラント治療に活かしています。

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当院では、「大切なイベントの前に歯を白くしたい」「笑顔にコンプレックスがある」「コーヒーやタバコによる歯の着色が気になる」といった方に比較的費用を抑えた処置(ホワイトニング)をご提案します。

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専門医でないとおこなえないリスクの高い処置を除き、当院の口腔外科で対応できることが多いです。
歯周病の手術や小帯異常などは日常的におこなっていますので、お気軽にご相談ください。

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当院ではセカンドオピニオンにも対応しています。
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